●著者：皇帝ナポレオン・ボナバルト 口述 マルシァン将軍 筆記編纂 外山卯三郎 訳 ●発行：1942年、葛城書店 292ｐ ●内容：（目次） マルシァン將軍の序文 ジュリアス・シイザア戰爭の考證 第一章 ゴール戰爭（紀元前第五八年における第一次遠征） 一 シイザア/二 エルヴェチャンと戰爭/三 アリオヴィストとの戰爭/四 考證 第二章 ゴール戰爭（紀元前第五七年における第二次遠征）/一 ベルジューム族の戰爭、エーヌ河の戰/二 アイノーにおけるベルジューム族の敗北、サンブル河の戰/三 ナミュールの下におけるベルジューム族の滅亡、ファレイの包圍/四 考證 第三章 ゴール戰爭（紀元前第五七年における第三次遠征） 一 ヴァレエイの戰/二 ブルターニュの戰/三 下ノルマンディの戰/四 アキティンスの戰/ 考證 第四章 ゴール戰爭（紀元前第五五年における第四次遠征） 一 ベルジュームにおけるドイツ人の反亂/二 シイザアのライン河の渡河/三 英國遠征/四 考證 第五章 ゴール戰爭（紀元前第五四年における第五次遠征） 一 第二回英國侵略/二 サビニュウスの軍團、リエジュの住民に殺さる/三 シセロ、アイノーの住民に包圍される/四 トレーヴ人の總帥、アンデュジオマール殺さる/五 考證 第六章 ゴール戰爭（紀元前第五三年における第六次遠征） 一 對サンス、シャルトル、トレーヴ、リエーヂュの戰爭/二 ライン河第二回の渡河/三 シイザアは空しくアンビオリックスを追撃する/四 考證 第七章 ゴール戰爭（紀元前第五二年における第七次遠征） ・一 ゴール全土にわたる反亂/二 ブールヂュの包圍戰/三 クレルモンの包圍戰/四 オウタン族の蜂起/五 アリーズの包圍戰、ヴェルサンジェトリックスが捕虜となる/六 考證 第八章 ゴール戰爭（紀元前第五〇年における第八次遠征） 一 冬期の軍事行動/二 ボーヴェイにおけるベルジューム族との戰爭/三 カオールの包圍戰/四 紀元前第五〇年における軍隊の陰謀と動靜/五 考證 第九章 内亂（紀元前第四九年におけるイタリヤの戰） 一 内亂/二 シイザアのイタリヤ占領/三 考證 第十章 内亂（紀元前第四九年におけるスペイン遠征） 一 セグロ河とエブロ河間の四〇日の戰爭/二 アンダルシヤの動靜/三 マルセイユ包圍/四 考證 第十一章 内亂（紀元前第四八年におけるテツサリイ遠征） 一 エピールにおけるアントアヌの合併までの軍隊工作/二 ディラキウムの戰爭/三 ファルサールの戰爭/四 考證 第十二章 アレキサンドリヤの戰（紀元前第四七年） 一 年初のアレキサンドリヤにおける軍事工作/二 海戰/三 ニール河畔の戰爭/四 考證 第十三章 内亂（紀元前第四七年におけるイタリヤ遠征） 一 ファルナースがローマ人の同盟軍を撃つ/二 シイザアはファルナースを撃つ/三 この年のイリリヤの情況/四 同年のギリシヤの戰爭/五 ローマにおけるシイザアの行動/六 考證 第十四章 内亂（紀元前第四六年におけるアフリカ遠征）/211 一 第四九年のアフリカにおけるクリオンの工作/二 第四九年、第四八年、第四七年のアフリカにおけるポンペイ黨の結束/三 一月に於けるシイザアの工作/四 その軍隊集中までの工作/五 四月のタプシュスの戰爭/六 考證 第十五章 内亂（紀元前第四五年におけるスペイン遠征） 一 紀元前第四八年、第四七年、第四六年のスペインの状勢/二 ポンペイがスペインを反亂させて大軍隊を集中した/三 シイザアのピレネ山脈越え、ムンダの戰爭/四 考證 第十六章 シイザアの死（紀元前第四四年） 一 シイザアの最後の年/二 對バルト族の戰爭/三 シイザアの暗殺、彼は王位に即くことを考へていなかつた 附録 トロイの木馬に就いて エネイツドの第二編について ナポレオンの自殺論 第二の遺言追加状   ●状態： ヤケ・シミなどの経年劣化がありますが、線引き、書き込み、切抜きはありません。